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  1. 府中市議会 2016-12-14
    平成28年建設常任委員会(12月14日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    平成28年建設常任委員会(12月14日)               平成28年第5回府中市議会定例会               建設常任委員会会議録  平成28年12月14日午前10時0分、建設常任委員会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   委員長  居神光男         副委員長  髙山詳次   委 員  加藤吉秀         委  員  橘髙尚裕   委 員  加納孝彦         委  員  小川敏男   議 長  丸山茂美 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   市長       戸成義則   副市長      船尾恭司   建設産業部長   若井紳壮   監理課長     赤利充彦   整備保全課長   河毛茂利   上水下水道課長  新谷重良   産業振興課長農委事務局長            杉島賢治   環境整備課長   伊吹公雄 1 事務局及び書記   局長       武田英三   議事係長     山路英利 1 本日の会議に付した事
      議案第77号 財産の譲渡について   議案第81号 府中市羽高湖サン・スポーツランド等公の施設の指定管理者の指定につ         いて   議案第84号 府中市農業委員会委員等の定数に関する条例の制定について   議案第95号 平成28年度府中市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時0分 開会 ○委員長居神光男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  これより議事に入ります。  本委員会に付託されました案件のうち、まず、議案第77号「財産の譲渡について」の件を議題といたします。  本案の概要について、提案者からの説明を求めます。  若井建設産業部長。 ○建設産業部長若井紳壮君) それでは、議案第77号、財産の譲渡について説明させていただきます。  議案集の3ページをごらんください。また、参考資料集の1ページに位置図を添付しておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。  中心市街地におきます、商店街振興のため、一般財団法人自治総合センターが実施しています、コミュニティ助成事業の中の活力ある商店街づくり助成事業を活用し、新設する、LED街路灯及び附帯設備一式の財産を善良な管理者注意義務をもって管理するなどの条件を附して、永井町銀座通り商店街に無償で譲渡することにつきまして、市議会の議決をお願いするものでございます。御審議よろしくお願いいたします。 ○委員長居神光男君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  小川委員。 ○委員(小川敏男君) 永井町銀座通りの現地へ行ってみますと、駅のほうの街灯は3つのだんごが串刺しにされたような街灯になっております。それからもう一つ向こうのほうは永井町商店街と名前の入った街灯になっておりますが、お祭り広場のところまで統一した街灯にしたらいいんじゃないかなというふうに思うところであります。  今回お聞きするのは、この街灯は、永井町商店街のほうからここまでつけてほしいという区域というか、範囲を指定しての要望だったのかどうかを聞きたいと思います。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 事業箇所につきましては、永井町商店街からの提案のとおり施工したものでございます。 ○委員長居神光男君) 小川委員。 ○委員(小川敏男君) それで、この工事の財源の裏づけは確か6月議会の補正だったと思います。そうすると、譲渡するということは、工事の入札までは府中市が行われたのかどうかをお聞きしたいと思います。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) この助成事業の申請から、工事入札、工事の完了検査までは市のほうが行います。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。  加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 関連質問になるんですけど、この6月にも聞いていると思うんですが、再度確認いたします。この街路灯設置の財源についての説明をもう一度、わかりやすく説明いただければと思います。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 財源につきましては、総事業費988万2,000円のうち、980万円が自治総合センターコミュニティ助成金となっております。残り8万2,000円が一般財源となっております。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) この助成金を申請する場合の基準などは市のほうではお持ちになられているんでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 基準につきましては、コミュニティ助成事業実施要綱というのがございます。今回申請したのは、この助成事業の中の活力ある地域づくり助成事業、その中の活力ある商店街づくり助成事業となっております。  この事業につきましては、市町村が実施主体という取り決めになっております。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) これは個人で申請できる金額というのもあって、その金額を超えた場合は市が申請をするというふうにお伺いしたんですけど、その金額は具体的にはどういった形になるんでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) コミュニティ助成事業の中で、さまざまな事業があります。一般コミュニティ助成事業というものでございましたら、地域の団体でも申請が可能です。今回のような、活力ある商店街づくり助成事業につきましては市町村が実施主体という取り決めになっています。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 話はちょっとさかのぼるんですけど、桜が丘団地集会所についても、項目は違うとしても同様の助成金だったというふうに理解してよろしいですか。 ○委員長居神光男君) 赤利監理課長。 ○監理課長赤利充彦君) 今、産業振興課長から申し上げましたように、桜が丘につきましても、コミュニティ助成事業の一環でございまして、その中のコミュニティセンター助成事業というものを利用させていただきました。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 昨年までは、余りこのコミュニティ助成事業の名前っていうのは聞いていなかったんですが、これは市民の側から何か提案があったからそういうメニューを探してという形になっているのか、この助成金に対する市の考えをちょっとお伺いできればと思います。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 商店街活性化を振興していかないといけないというのが市の考えでございます。  平成26年度におきまして、経産省のまちづくり補助金というものを活用していただいて、一番街のアーケードの撤去を行いました。その際には、他の商店街につきましても、こういう事業がございますので、事業実施をしませんかというお声がけもさせていただいております。  その後に、コミュニティ助成事業を活用して、街路灯の整備をしたいという申し出が、永井町の商店街からございました。その趣旨に沿って、市として申請をし、採択され、工事を実施したものでございます。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 今の答弁からすると、補助メニューにこういったものがあるよというのは市が提案をしたと、その中から市民の方がこれを使いたいというふうに手を挙げていただいたということでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 平成26年度のときには、なかなか決断されませんでした。その後にこういう事業があるというのをお知りになって、市のほうへ御相談にこられたということで、市が事業を行っております。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。  加藤委員。 ○委員(加藤吉秀君) 今、加納委員のほうから質問がありました。それに附随していることなんですけども、これは簡単に市民にわかりやすく言えば、宝くじの助成金ということですよね。宝くじの売り上げによっても違うんでしょうけども、全国でいえば助成金はかなりの金額になると思います。  今答弁を聞いていますと、以前はほかの助成金ということですが、要するに今回の永井町のLED街路灯にしろ、桜が丘にしろ、こういう町だけでなくて、府中市の地域の活性化でいろんな催し物をするのに例えば設備投資がいるというようなことで助成金の申請をした地区もあるというふうに聞いていますが、市民のほうに余り関心がないというか、徹底していないというか、情報がある人はちょっと申請してみようかという状況だと思うんですよ。これは一般財源から8万2,000円ほどは出していますけども、ほとんどそういう補助金でできるんでしたら、一応その枠もありましょうが、府中市のほうからそういう事業をするんなら、こういう助成金がありますよというのを、町内会なり、いろんな祭りの団体とか、出口、協和のところとか、いろんな地域でされていると思うんですね。そういうところにもう行政のほうから、積極的に広報していただければもう少し有用性があるんじゃないかと思うんですが、そこのところはどうでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) それぞれに件によって、担当窓口が変わりますので、市の内部におきまして調整をとって、その広報等についての徹底を検討してまいりたいと思います。 ○委員長居神光男君) 加藤委員。 ○委員(加藤吉秀君) それと先ほど小川委員の質問で、一応永井町の商店街ということでいいんですけども、できれば第一期中心市街地活性化計画のときに府中駅から恋しきまで行くのに、やはり商店街のライトに統一性があったほうがいいと思うんです。そういう中で、今回府中町1番地1付近から14番地4付近までの何メートルか分だけということですけども、市のほうとしたら、そういうふうな統一性を持たせるとかいう、都市計画の一環としてのLEDの街灯という意識はないんでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 今回設置しました街灯につきましては、府中らしさをアピールするためにオオムラサキのデザインを採用しております。  今後このような情報がございましたら、ぜひとも統一したデザインで通していただくように要請はしていきたいと考えております。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長居神光男君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長居神光男君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長居神光男君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長居神光男君) 次に、議案第81号「府中市羽高湖サン・スポーツランド等公の施設の指定管理者の指定について」の件を議題といたします。  本案の概要について、提案者からの提案を求めます。  若井建設産業部長。 ○建設産業部長若井紳壮君) それでは、議案第81号、府中市羽高湖サン・スポーツランド等公の施設の指定管理者の指定について御説明いたします。  議案集の15ページをごらんください。  平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5カ年間、府中市羽高湖サン・スポーツランド等建設産業部が所管しております公の施設の指定管理者を、それぞれ施設ごとに指定することにつきまして、市議会の議決をお願いするものでございます。  指定する施設などは、府中市羽高湖サン・スポーツランド指定管理者を府中市府中町27番地1、一般財団法人府中まちづくり振興公社に指定するものから、議案集の19ページ下段に記載しております、府中市林業総合センター指定管理者を、府中市上下町上下2809番地1、甲奴郡森林組合に指定するものまでの全31施設でございます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長居神光男君) これより、本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  小川委員。 ○委員(小川敏男君) 最初に単純なことをお聞きするんですが、(12)矢野文化会館、(13)吉野文化会館なんですけど、名称からしたら総務文教委員会に位置づけられるんじゃないかなと思うんですが、どうして建設委員会なのかお聞かせください。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) この施設には文化会館という名称がついておりますが、建設にかかわりましては、農林水産省の補助を活用して建設された施設でございます。それによって、府中市農林業集会所設置及び管理条例に位置づけております。 ○委員長居神光男君) 小川委員。 ○委員(小川敏男君) 間違っておるかもわからないんですけれど、(6)の河佐農林業集会所以降ですよね、多分地元で管理するんじゃないかなと思うんですけれど、地元で管理というのは行政のほうからすると、地元に御無理をお願いしようとするということなのかどうかということと。それと、そういう状況ではありますけれど、総務文教委員会でも出ておったんですが、地元が指定管理者になる場合、規約を持っておるということが条件になっておるのかどうか、その辺についてお聞かせください。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 募集要項につきましては、統一した様式となっておりますので、指定申請書事業計画書収支予算書、それから法人等の申請があることを想定して、定款、寄附行為、それから団体が新設するときの規約というものを提示するように求めております。  ただ、今回の町内会申請等につきましては、規約の添付を特に強くは求めておりません。 ○委員長居神光男君) 小川委員。 ○委員(小川敏男君) ですから、申請するには一応規約が条件だと、勝手に思うんですけど、しかしお願いするということもあるので、必ず持っていないといけませんよと、提出してもらわないといけませんよということまではしないということでいいんですか。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。  髙山委員
    ○委員(髙山詳次君) この中で、指定管理料として支払われておるものについての、前の期間とこれからの期間との比較、そういう動向というか、流れについて説明をいただきたいんですけど。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 指定管理料を支払う施設としましては、公募を行いました6施設となっております。  指定管理料につきましては、前期より減額された施設が3施設。増額された施設が3施設。トータルでは減額になっております。 ○委員長居神光男君) 髙山委員。 ○委員(髙山詳次君) トータルで6施設ですかね。そのうちで増と減が3施設ずつ。その個々の金額というものについての説明はいただけませんでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 総務文教委員会とも調整を行いましたけど、金額については、今は言わないということで統一をさせていただいております。 ○委員長居神光男君) 髙山委員。 ○委員(髙山詳次君) 増の施設と、減の施設があると、この施設が増でとか、この施設が減とかという程度の話もできないんですかね。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 増額となった施設は、羽高湖サン・スポーツランド、これは微増でございます。それから府中市地域産物加工販売施設、それから河佐峡、これが増額の施設でございます。  減額となりましたものは、羽高湖森林公園矢野温泉公園四季の里、勤労青少年ホーム、この3施設が減額となっております。 ○委員長居神光男君) 髙山委員。 ○委員(髙山詳次君) 動向の説明の中で聞けばよかったんですが、それぞれの施設でふえた理由とか、減った理由がわかればお願いします。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) ふえた理由につきましては、消費税の関係等が大きくあると考えております。  減額のほうにつきましては、人件費の抑制等で努力をされているように見えます。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。  加藤委員。 ○委員(加藤吉秀君) 今の関連で、指定管理というのは、このぐらいでやりますというものなのに、今の説明で人件費削減の努力をしているといったら、市のほうが何人使うというのを指定するわけですか。そうではなくて、指定管理する会社がこれだけの人件費で運営しますということで入札してくれるわけでしょう。  ですから、今質問しているのは、要するに指定管理料は幾らですかということで減額や増額になりました。そこで減額になった理由を今の答弁で人件費削減努力をいたしましたということを当局が言うのはおかしいでしょう。そこのところはどうですか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 失礼しました。  指定管理者の提案の数字で減額ということでございます。訂正お願いいたします。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。  加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 小川委員も最初に質問されたんですけど、(2)番の府中市勤労青少年ホーム、キャンプinふちゅうのことだと思うんですけど、名前からいくと総務文教委員会のような気もせんでもないんですが。それは置いといて、この施設付近に、今回ウッドアリーナと南の丘体育館というのが総務文教委員会のほうに出されていたと思うんですが、こういった南の丘というふうな名前がついている中で、またがる課同士で施設を一体管理しようとかっていう話は、市当局ではないんですか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 勤労青少年ホームウッドアリーナにつきましては、生涯学習課と一体で公募するかどうかの検討は行いました。複数の施設を一体で公募するメリットとしまして、指定管理者が同一であれば、常に施設間の連携ができ効果的に運営できると考えております。  その反面、宿泊施設スポーツ施設といった性格の違う施設を同一業者が運営するということになると、そういった業者の数に限りがあると考えました。より多くの競争を行っていくために、分野の違うものにつきましては、切り離しての公募という形をとっております。  それから、公募の際には、勤労青少年ホームにおきましては、ウッドアリーナとの連携を図り、研修やスポーツ合宿施設として利用促進に努めることというものを仕様書に明記しております。  それから、今後協定書を結ぶ際には、生涯学習課と連携を図った上で、指定管理者一体的利用の促進をお願いしていくことを考えております。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 横の連携は、ちゃんととられていると理解いたします。  それでは、(1)番のサン・スポーツランドと(28)番の府中市羽高湖森林公園は所在地が一緒になっているんですが、森林公園スポーツランドということで切り離されています。このあたりは、建設産業部のほうでは一緒に公募しようという検討はされていない。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) サン・スポーツランドと羽高湖森林公園は、一体公募しております。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 一体公募をされているけど項目は分かれている。これはなぜ一緒にされないんでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) それは、建設時の補助金が異なるために、統合はしておりません。サン・スポーツランドにつきましては通産省、羽高湖森林公園につきましては農林水産省、林野庁の補助を活用して建設したものでございます。それぞれの補助金の趣旨に沿った運営を図るために、条例と予算上は区分しております。ただ、利用者の方につきましては、一体とみられますので、運用面では指定管理者を同一として一体施設としての利用促進を図っていくこととしております。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 建設したときの予算が違うからという答弁をされたと思うんですけど、管理・運用に関しては、一つの施設として捉えてもいいんじゃないかなと思うんですが、できないんですか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 運用につきましてはもう一体で考えています。矢野温泉公園四季の里につきましても、地域産物加工販売施設と一体として考えております。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 一体として考えているけど、このリストによると(1)番と(28)番というふうにすごく離れているんですが、こういったのはちゃんと一体公募したよというふうなくくりができないんですかね。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 募集要項では一体で、2施設の提案をしてくださいということになっております。条例や今回の議案がどうしても一つにならないということは御理解ください。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 説明を受けた人はわかると思うんですけど、実際に(1)番と(28)番のような書き方をされると、これを見られた方というのは、同じまちづくり振興公社が公募で落札されている中で、例えばそこに事務所があると、1人しかいない可能性がありますよね。それぞれに公募をすると、それぞれの施設に管理される管理者がいるべきだというふうなる。要は二重取りみたいな感じに見られてもおかしくないんじゃないんですか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 条例上の扱いでこういう表現になるのは仕方ないのかなと考えております。ただ、指定管理の指定につきましては、2つの施設を一つとみなした中での人配をして提案をしていただいております。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。  加藤委員。 ○委員(加藤吉秀君) サン・スポーツランドですけど、これは指定管理者一般財団法人府中まちづくり振興公社ということなんですが、これ簡単には府中市の外郭団体ですよね。そういう中で、指定管理の公募をするときに、例えば去年の実績は、テニス場とか野球場とかございますよね。そういう利用頻度とか、これぐらいだからもうちょっと使ってくれるようにとかいうような、公募条件をつけているのかどうかということと、あと、きょうの新聞にも出ていましたけども、ほかのいろんな集会所とか、コミュニティホームとかいろいろありますね、それから古府の森スポーツグラウンドなんかは管理している方の多くが高齢者でなかなか管理しきれないということで辞退されました。こういうのがこれからも出てくる可能性もあるとは思うんですが、そういうことについての管理をどのように考えられているのかお聞きします。 ○委員長居神光男君) 若井建設産業部長。 ○建設産業部長若井紳壮君) それでは、最初に私のほうが施設の今後の管理等について考え方をお話ししたいと思います。  建設産業部で所管している地域の集会所とかコミュニティとかいうものを含めまして、集会所以外にもあると思いますけども、今後のあり方というのは、きょうの新聞でも出ていましたが、やっぱり実態とか地域の利用状況などを含めて、今後は市の公共施設等総合管理計画等の中で検討しながら考えていく必要があるかと考えているところでございます。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 施設の利用の促進につきましては、自主事業計画書を作成していただいて、より効果的な利用促進を図るという提案をいただいております。 ○委員長居神光男君) 加藤委員。 ○委員(加藤吉秀君) そのことについて、市は検証しているんですか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 毎月利用状況の報告はいただいております。検証につきましては、もっと取り組みをふやしましょうとかいう話は指定管理者の方と連携をとりながら進めております。 ○委員長居神光男君) 加藤委員。 ○委員(加藤吉秀君) これはお願いになりますけども、報告を受けてますじゃなくて、もし思ったような数じゃなかったらふやせというふうな、上から目線で言ってもらわないと、一応指定管理料を市が払っているわけですから、そこのところよろしくお願いします。  あと、指定管理の地域をずっと見てみますといろんな山間部のところが結構多いですよね、上下町とか。そうはあってほしくないですけど、これはどうしても、これからそういうところというのはどんどん過疎化が進みますよね。そうしたときに、辞退するとかいう話は出てくると思うんです。そういうときに、早く知っていたんだったら、ここに指定管理を頼みますというような情報を早目に知らせてもらわないと、一般市民とか、近所の方は知らない方が多いと思うんですね。これからそういうケースがもし起きたら、できるだけ情報を早目に市民に知らせていただくようにお願いします。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。  小川委員。 ○委員(小川敏男君) きょうの中国新聞に指定管理者のグリーンピアせとうちが呉市を提訴というのが出ていました。理由は施設の修繕費が問題になっておって、呉市の場合は100万円以上は市が負担すると、100万円未満の場合は指定管理者が修繕費を負担するということになっています。こういうふうにたくさん地元で管理するということになっていますけども、金額的なことを決めておられるのかどうか、質問したいと思います。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 大半の施設におきましては、10万円までは指定管理者のほうで修繕を行っていただくようお願いしています。ただ、集会所のように地域で管理していただいている施設につきましては、材料の提供等を行いながら、地域の人と一体で維持・管理をしているのが現状でございます。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長居神光男君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長居神光男君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長居神光男君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長居神光男君) 次に、議案第84号「府中市農業委員会委員等の定数に関する条例の制定について」の件を議題といたします。  本案の概要について、提案者からの説明を求めます。  若井建設産業部長。 ○建設産業部長若井紳壮君) それでは、議案第84号、府中市農業委員会委員等の定数に関する条例の制定についての御説明をいたします。  議案集の33ページからごらんください。また、参考資料集の4から5ページにかけまして、新旧対照表を添付しておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。  農業委員会等に関する法律の一部改正により、農業委員会の委員の公選制が廃止され、議会の同意を要件とする市町村長の任命制とされたことなどに伴う整備を行うため、市議会の議決をお願いするものでございます。  主な内容といたしまして、まず、委員の選出方法の変更及び新設する農地利用最適化推進委員の定数を定めるものでございます。  また、公選制が廃止されたことに伴いまして、現行の府中市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条例を廃止するものでございます。  具体的な定数といたしまして、委員の定数を現行の22名から11名に、また農地利用最適化推進委員の定数を12名に定めるものでございます。  なお、農地利用最適化推進委員は、農業の担い手への農地の集積や、遊休農地の発生防止、また解消にかかわって、農業委員と密接に連携し、各担当地域における現場活動を積極的に行うものとしています。  続きまして、委員の報酬ですけれど、表に示しておりますとおり、いずれも月額で会長は現行の3万円を3万2,000円に、会長職務代理は、現行2万5,000円を2万8,000円に、委員は現行2万円を2万5,000円にそれぞれ改正するとともに、農地利用最適化推進委員は2万3,000円とするものでございます。  なお、委員等には基本給に加え、農地集積面積や、遊休農地の解消面積等の活動成果実績として、能率給を別に支給するものでございます。  施行期日は、現委員の任期満了日の翌日、平成29年7月20日としておりますけども、それまでに委員の任命手続などの準備行為はできるものとしているところでございます。  以上、御審議よろしくお願いいたします。
    委員長居神光男君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  橘髙委員。 ○委員(橘髙尚裕君) 農業委員が22名から11名、農地利用最適化推進委員が12名、選定方法はどのようになるかお伺いします。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 新しい農業委員の選定方法につきましては、公募と推薦という形で募集していくように考えております。  また、推進委員につきましては、地区からの推薦ということを考えております。 ○委員長居神光男君) 橘髙委員。 ○委員(橘髙尚裕君) それぞれの委員の北部と南部のバランスが、どのようになるのか説明いただきます。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 農業委員につきましては、担当地区というのを定めておりませんので、募集した中で判断していくことになります。  推進委員につきましては、地区割を考えております。  まず、地区を設定いたします。上下地区から6名、それから斗升町、行縢、木野山、阿字これを第2地区とし、ここから2名。それから久佐、河佐、諸毛、小国、河南、三郎丸、篠根、僧殿、この地区から2名。それから残りの南部地区になりますが、これを2名ということで、合計、12名を考えております。  選出については、推進委員は地区推薦というような形で、担当地区から出ていただくことを考えております。 ○委員長居神光男君) 橘髙委員。 ○委員(橘髙尚裕君) 農地等の利用の最適化の推進に関する指針を定めるよう努めなくてはならないとなっているが、どのようなことを定め、また数値目標は誰が決めるのかお伺いいたします。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 指針につきましては、新しく選ばれた農業委員のほうで決定することになります。  内容につきましては、基本的な考えとしまして、地域の現状・課題、それから具体的な目標として、遊休農地の発生防止・解消の数値目標を掲げます。これは3年後の平成35年の数値目標を掲げてまいります。  それから担い手への農地利用の集積・集約化についての目標を定めることとしております。 ○委員長居神光男君) 橘髙委員。 ○委員(橘髙尚裕君) 農業委員と推進委員の仕事の違いは何ですか、よくわからないところがあるんですが。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 仕事の違いにつきましては、大きく申しますと、農業委員は、委員会に出席し、議案を審議し最終的に合議体として決定することが主となります。  農地利用最適化推進委員につきましては、担当地域においての現場活動を行うことが業務となります。  細かく申し上げますと、農業委員につきましては、農地法に係る権利移動、農地転用の許可、違反転用への対応、このような業務をやっていただきます。それから農地利用集積計画の承認、農地等の利用の最適化の推進に関する指針の策定から変更、農地利用最適化の推進に関する施策の意見書の提出というような内容になります。  推進委員は、現場活動を重点に置くということで、農業委員と連携をしながら、みずからの担当地区において、担い手への農地の利用の集積・集約化、耕作放棄地の発生防止・解消等の地域における現場活動を行っていただきます。また、総会に出席し説明をすることも可能となっております。それから農地等の利用の最適化の推進に関する指針を農業委員会が定めます。これに対して、推進委員として意見を述べることもできます。この指針を踏まえての現場活動に重点を置いて行うようになります。  農地集積の評価につきましては、事業実施年度までの集積率と当該年度、単年度の集積目標面積の合計で判断していくこととなります。  遊休農地発生防止の評価につきましても、事業年度におけます遊休農地率と単年度の解消面積に対する達成度で判断していくこととなります。  その作業は、事務局が計画書を作成し提出しまして、事業実績を県のほうへ報告して、それに基づいて交付されるものでございます。 ○委員長居神光男君) 橘髙委員。 ○委員(橘髙尚裕君) 今、報酬のことを聞いたんですが、今回の報酬の中でよくわからないのが、農業委員会会長の報酬、農業委員会会長職務代理というのがあるんですが、その職務代理はどのような内容なのか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 会長職務代理というのは、具体で申しますと、副会長に値するポストでございます。 ○委員長居神光男君) 橘髙委員。 ○委員(橘髙尚裕君) 府中市農業委員会の委員11名、農地利用最適化推進委員12名、氏名が決まったら仕事内容、報酬額及び情報公開はどのようにされるのかお伺いします。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 情報の公開につきましては、委員さんが決まればその委員さんはホームページ等や広報で周知をいたします。  仕事内容につきましては、毎年農業委員会として活動の点検・評価及び今年度の活動目標というものを農業委員会ホームページのほうで公開しております。このようなものを利用して情報公開に努めてまいりたいと考えます。  また、募集につきましても、ホームページ、広報等へ掲載して募集を図っていく、それからその経過もホームページへアップしていくように考えております。  報酬額につきましては、条例のほうで改正されますので、そちらのほうで確認できると考えております。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。  加納委員。 ○委員(加納孝彦君) ちょっと振り出しに戻るようなんですけど、今までの農業委員会が行ってきたことと、先ほど説明があった推進委員の仕事内容、また新しい農業委員の仕事内容というのは、何か決定的に異なる部分が出てくるのか、両者をわかりやすく、どこが違うんだということで御説明いただければと思います。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 現在の農業委員会は、平成26年の7月に改選され、平成29年7月19日までの3年間の任期で業務を行っていただいております。平成28年の4月に農業委員会法が改正・施行され、新体制に移行するために本議会において条例改正をお願いしております。  現在の農業委員さんの主な業務としましては、毎月開催されます農業委員会定期総会へ出席し、農地法等の審議、それから担い手への農地の集積・集約化の促進、それから法人化、その他農業経営の合理化、農業等に関する調査・情報提供、それから行政に対する建議という業務を行っております。特に農地法に関する業務では、相談から現地調査、総会での説明、このようなものを行っていただいております。また、毎年実施しております農地パトロールにつきましても農業委員さんの御協力を得て、農地パトロールを行っております。  新しい委員さんの業務ということですが、農業委員会の法律を改革することで、全農地に対する担い手が利用する農地面積の割合を、現状の5割から8割へ拡大する目標を国のほうが決めております。これを円滑に推進するために、農地等の利用の最適化の推進というのを農業委員会が担うこととなっております。現状の農業委員だけでは業務が困難ということで、新たに推進委員というものを設けて、現場活動を担っていただきます。  新しい農業委員会の業務としましては、農業委員会法の6条のほうへ定めてありますように、毎月の総会へ出席、それから農地法等の権限に属された事項の審議と委員会としての決定が主な業務となる決定機関です。それから農地利用最適化推進委員と連携した現場活動も行うことは可能となっております。  最適化推進委員の業務につきましては、現場活動が重点ということで、人・農地プランなど、集落における農業者の話し合いの推進、それから戸別訪問や調査による農地の出し手・受け手への意向確認を踏まえた担い手への農地のあっせん、農地の出し手に対する、農地中間管理機構の活用促進、農地転用・農地売買・貸借の相談窓口、関係者の調整、それから農家の相談、農業についての相談窓口、それから遊休農地の発生防止・解消に向けました農地利用状況調査、それから農地利用意向調査の実施、それから農地中間管理機構と連携しました農地中間管理事業の推進のための地元調整、農地のあっせん、農地所有者との調整活動を通じた新規就農者や企業の参入、このようなことを行っていただくこととしております。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 少しでも改革できればいいなというふうには個人的には思うわけなんですが、現在の府中市の農業委員会におきまして、農協から推薦された方であったり、共済から推薦された方とかおられるわけなんですが、11名となる定員の農業委員の内訳というのは、何か定められているんでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 取り決めにつきましては、認定農業者を過半数選任する。それから利害関係がなく、公正に判断できるものを1名以上入れる。それから女性・青年農業委員を積極的に登用するという取り決めがございます。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 今、女性、若者というふうな形で言われたかと思うんですが、これは各1名を予定されているんですか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 女性・若者1名以上は欲しいと考えております。ただ、女性・若者が認定農業者と重複することもあろうかと思うので、その辺は今後推薦なり公募の状況を見て判断してまいりたいと考えます。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 11人というふうに枠が狭まる中で、精査をしていかないといけないと思うんです。例えば、農協推薦であったり、共済推薦であったり、議会推薦であったりという立場の方というのは、今後新しくなることによってどういう扱いになるんでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 団体推薦とか地域推薦という枠ではないんですけど、そこからの推薦はあると考えています。議会からの推薦というのは考えておりません。議会のほうへは選任の同意をお願いしていく運びとなります。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 従来から私たち議員と同じようにふだん何をやっているのかわからないというふうな印象が農業委員についても強いわけであります。実際に活動状況という資料を持っているんですが、昨年については、新規参入者がゼロ経営体というふうに伺っています。一昨年度は1経営体、0.23ヘクタールという資料を持っているんですけど、今年度28年度の現状までの取り組みの成果というのは何か上がっているんでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 今年度の成果につきましては、農地中間管理事業の取り組みの調整を今行っていただいております。  新規の若者の就農につきましては、現在1名ということとなっております。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 団体から各2名とかの推薦というのは11名の枠の中ではなかなか難しいと思うんです。現状は22名だったんですけど、こちらについては推進委員と農業委員の数を合計すると23名になるんですよね。11名にされた根拠、先ほどは推進委員のほうは地区割りをしたということでお伺いしたんですけど、なぜ11人にされたのか教えていただきたい。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 11名の根拠につきましては、現在22名いる農業委員の半分ということで考えております。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 細かいことであれなんですが、今、府中市には認定農業者という方はどの程度おられるんでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 認定農業者につきましては、市内に24経営体です。法人等もございますので、経営体という表現で申し上げます。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 24経営体ということで、主には上下地区が多いのかなとは思うんですが、上下地区に幾つあって、その他の地域にどの程度あるのか教えてください。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 上下地区が19経営体でございます。諸毛地区に3経営体。あと本山地区、出口地区に1経営体ございます。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) となると、過半数の農業委員の6人になろうかと思うんです。その内訳では、ほとんど上下地区になりかねない状況だと思うんですが、その辺のバランスはどうとっていかれるんですか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) バランスにつきましては、極力全地域が入るようにお願いしていきたいと考えます。ただ、委員を受けていただく方の御都合もあろうと思いますので、今後調整を図ってまいります。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 農業委員会法の改正が行われた後の任務として、任意業務から必須業務として格上げされた業務がありまして、読みますと、「農地等の利用の最適化(担い手への農地利用の集積・集約化、遊休農地の発生防止・解消、新規参入の促進)の推進」とあります。先ほども推進委員の業務として説明があったかと思うんですけど、こちらについては、必須業務になってくるとやはり途中の検証であったりとか、ある程度行政主導でやっていかないといけない部分も出てこようかと思うんですが、例えば推進委員の活動状況をどういった形で把握されようと思っているのか、そのあたり決まっていたら教えていただけたらと思います。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 現在、活動状況の日報等の取り決めは策定をしてない状況でございます。今後そのようなものの準備をしまして、状況が確認できるように持っていきたいと考えております。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 先ほど、農業委員会では今までと同じような審議をしたり、認定をしたり、承認をしたりという業務が主になってきて、現場活動も一緒にできるというふうなことで言われているんですが、定期的に農業委員会が開催される際に推進委員の方は、原則としては総会のようなものに集まるというのは1年間のうちにどれぐらいあるんでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 総会につきましては、推進委員の方が極力出ていく方向で考えております。ただ、議決権がございませんので、説明とともにこういう業務を行っていくという連携を図った中での農業委員活動を目指すために、一緒に考えていきたいと思っています。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 原則としては、何回とか、ここは出るとかっていうことは定められないということですか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) まだ、他市町の取り組みも、広島市、神石高原町、安芸高田市ぐらいしか移行していません。その辺につきましては常に一緒に集めるよという農業委員会もあります。必要なときだけ出ていただくという農業委員会もあると思います。府中市としましては、常に一緒に行動をしていきたいと考えています。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 先ほどの能率給の話に戻るんですが、交付金を活用しながら、活動実績というふうな説明があったかと思うんですが、活動というのは成果が上がらなくても何かしらやっていれば実績として考えていくということでしょうか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 活動実績につきましては、委員おっしゃるように活動すれば交付される交付金でございます。 ○委員長居神光男君) 加納委員
    ○委員(加納孝彦君) なかなか実態として活動実績というのは把握がしきれない部分が多いと思うんです。例えば日報に巡回とか、話をしたとかっていうふうな形で書いて活動になると思うんですが、そういったところの裏づけであったり確認とかっていうのは、推進委員によって大きく異なると思うんです。同じ日報でも、一つの田んぼを見てきて見回りと書いた人もいれば、全地域を回って見回りというふうに書いた人もおられると思うんですが、そのあたりはどういうふうに把握されようと考えていますか。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) 今現在行っております農地パトロールにつきましても、日報の提出を求めています。それで委員さんによっては3日かかる委員さんもいらっしゃいますし、1日で回れる委員さんもいらっしゃいます。そのような日報をもとに集計していきたいと考えます。 ○委員長居神光男君) 10分間休憩をいたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時10分 休憩                午前11時20分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長居神光男君) 再開いたします。  休憩前に引き続き、議案第84号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  小川委員。 ○委員(小川敏男君) この農業委員会は、今まで公選制だったけど、これが廃止されて今後は議会の同意を要件とする市長の任命制になるということですけれど、提出があった資料の「農林水産省農業委員会法改正について」には、実際に選挙が行われているのは、全国で約1割のみということです。この公選制をつくって、公選制というのは独立性ですよね。農業委員会がそこまで独立性を保つことをしてあった目的というのは何だったんですかね。そこまでどうして独立性を求めておったのかなと。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) ちょっとその答弁のほうはわかりませんので、必要であれば調べてまた御報告という形をとらせてください。 ○委員長居神光男君) 小川委員。 ○委員(小川敏男君) 言い方は悪いですけど、ほかからいちゃもんをつけられんように独立しておったわけですよね、結局。単純に私が思ったのは、その農地をほかに転用されたらいけんというのが当初の目的だったのかなと思ったんですが、その辺はどうなんですかね。 ○委員長居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長杉島賢治君) もともとは農業委員会というのは、農業者の味方ということで、その当時小作が多くございました。それで農業者の地位を確保するために農業委員会法が制定されて、農業経営が安定してできることを目指したものと認識しております。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長居神光男君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長居神光男君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長居神光男君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長居神光男君) 次に、議案第95号「平成28年度府中市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  若井建設産業部長。 ○建設産業部長若井紳壮君) 特にございません。 ○委員長居神光男君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  小川委員。 ○委員(小川敏男君) 歳入の社会資本整備総合交付金1,124万円と公共下水道事業債1,720万円の合計2,844万円と、歳出の社会資本整備総合交付金事業に要する経費、これは三角なんですが、2,837万8,000円の関係がどうなるのかちょっと教えてください。 ○委員長居神光男君) 新谷上水下水道課長。 ○上水下水道課長新谷重良君) 予算書の12ページのほうを見ていただきましたら、歳出に伴う財源内訳が記載されています。社会資本整備総合交付金事業に要する経費の財源として、先ほど委員がおっしゃられましたように、2款下水道事業費、1項下水道建設費、1目公共下水道建設費の財源の内訳になります。2,837万8,000円の歳出に対する、歳入の減額として国庫支出金の1,124万円と市債の減額の1,720万、それに合わせて一般財源として6万2,000円がこの中にあるというふうになっております。 ○委員長居神光男君) 小川委員。 ○委員(小川敏男君) それともう一つ、歳出の消費税の647万6,000円は歳入の下水道使用料の200万と一般会計繰入金の503万8,000円の合計703万8,000円を充てるということなんですかね。 ○委員長居神光男君) 新谷上水下水道課長。 ○上水下水道課長新谷重良君) 1款総務費、1項総務管理費の財源については、使用料を優先して充てるということになっております。それに伴いまして、今回使用料の増額補正と合わせて、先ほどの1目総務管理費の財源内訳を見ていただきますと、その他の財源として、これは使用料647万6,000円を充当しているものでございます。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。  加納委員。 ○委員(加納孝彦君) それでは関連でお聞きするんですけど、一般会計からの繰入金というのは、どこに充てられているんでしょうか。 ○委員長居神光男君) 新谷上水下水道課長。 ○上水下水道課長新谷重良君) これは歳出の財源内訳のほうをごらんいただければと思います。そこの一般財源の枠になるわけですが、その中の起債償還元金447万6,000円、公共下水道建設費の中で56万2,000円、合わせて503万8,000円としているものです。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 別のことをお伺いするんですけど、2款1項下水道建設費の部分で、通信運搬費ということで50万円を上げられているんです。これは説明のときにアンケートとお伺いしているんですが、これについては経営戦略策定に要するためのアンケートなのか、また別のものなのか、教えてください。 ○委員長居神光男君) 新谷上水下水道課長。 ○上水下水道課長新谷重良君) これは、来年度下水道事業の見直しに向けた業務を予定しているものです。それで今回DID地区を中心に、地域をブロックに分けて下水道接続の意向調査を予定しているもので、そのための通信運搬料でございます。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 今、地区を分けてという答弁があったんですけど、府中市には全く下水道がない地域もありますが、基本的には今ある地域で分けるのか、全市で分けて伺うのか教えていただきたい。 ○委員長居神光男君) 新谷上水下水道課長。 ○上水下水道課長新谷重良君) 今、公共下水道事業の区域の中で、人口集中地区を中心に今の流域で考えたブロックに分け、それぞれの地区でそれぞれの下水道に対する意向調査を行うように考えておるものでございます。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) それでは、現状今下水道が届いていない地域の方は誰も参加することができないアンケートということでしょうか。 ○委員長居神光男君) 新谷上水下水道課長。 ○上水下水道課長新谷重良君) 公共下水道事業の全体計画の中には、人口集中地区というのがあるんですが、そこの計画の中で下水道事業の区域の中に入っている地区を対象に調査をするというものでございます。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) ということは、何年先になるかわからないけど、整備区域になっている地域が対象ということでしょうか。 ○委員長居神光男君) 新谷上水下水道課長。 ○上水下水道課長新谷重良君) そのとおりでございます。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 次に、同じ項の004番で減額されている金額があるんですが、社会資本整備総合交付金事業に要する経費で、角田ポンプ場改築更新設計業務委託料を減額されているんです。これは予定されていたものを中止するということでしょうか。 ○委員長居神光男君) 新谷上水下水道課長。 ○上水下水道課長新谷重良君) これは下水道事業の長寿命化計画に伴いまして、角田ポンプ場における電気・機械の改築・更新。そして建物の耐震の実施設計を今年度予定していたものでございますが、補助の内示がなかったということで、今回予算を落とすものでございます。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 内示がなかったからという説明なんですが、老朽化等が進んで、やらないといけない事業ではないんですか。 ○委員長居神光男君) 新谷上水下水道課長。 ○上水下水道課長新谷重良君) 今後長寿命化に沿って、施設整備の更新はやっていく必要がございます。それに伴いまして、今年度予算要求をしていたわけでございます。何分にも全部単市でやるという状況ではございませんので、今年度の内示がなかった分については、再度、来年度要望していくように考えております。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) 来年も同じように申請していくということですが、来年も内示がなかったと、再来年も内示がなかったというふうなところでいくと、じゃあ一体いつまで内示が出ない状況でほっとけるような状態なんでしょうか。 ○委員長居神光男君) 新谷上水下水道課長。 ○上水下水道課長新谷重良君) 角田ポンプ場につきましては、平成9年に供用開始をして、19年が経過しているという状況でございます。機械・電気関係については、耐用年数が10年から15年というふうに言われておりますので、いつまでもほっとけるというようなものではございません。 ○委員長居神光男君) 加納委員。 ○委員(加納孝彦君) やるときがきたら、やらざるを得なくなるというふうに理解してよろしいですか。 ○委員長居神光男君) 新谷上水下水道課長。 ○上水下水道課長新谷重良君) 長寿命化計画を立てておりますので、それに沿って事業を考えていくようにしております。 ○委員長居神光男君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長居神光男君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長居神光男君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長居神光男君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長居神光男君) 以上で、建設委員会に付託された案件の審査は終了いたしました。  委員長報告の作成については、御一任願います。  以上で建設委員会を散会いたします。                午前11時34分 散会...